kazu1000のブログ / 社寺仏閣巡り

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【三十八神社】(みそやじんじゃ)大阪府八尾市

【三十八神社】(みそやじんじゃ)大阪府八尾市



大阪府八尾市福万寺町に鎮座する【三十八神社】(みそやじんじゃ)です。この「みそや」という読み方も含めて、神社の境内の案内板の由緒には次のように書かれています。


「由緒;三は御祭神(天照皇大神・八幡大神・春日大神)を表し、十八は、神々に対する敬語と伝えられている。この土地に、当神社が建立された年代は明らかではないが、正平年中(北朝の文和年間1352-55)佐々木守綱八世の子孫、佐々木二郎盛恵の居城、福万寺城址と記されている。


御祭神;


 ・天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
 ・イザナギの命とイザナミの命の御子で日本神話の最高神。
 ・八幡大神(やはたのおおみかみ)
 ・神皇十五代の天子で応神天皇の事を云う。御在位四十一年間、学術・
  技芸等を盛んに伝来して文化推進した神。
 ・春日大神(かすがのおおみかみ) 中臣氏の祖神。
  雨児屋命(あめのこやねのみこと)の事である。
  天大玉命(あめのふとだまのみこと)と並んで天ノ岩戸の前に、祝詞・榊・玉鏡等
  で日神の出現を祈った神。」



【三十八神社】(みそやじんじゃ)の鳥居の横に『条里割遺構(福万寺)』という碑文があり、八尾市教育委員会によると次のように説明されています。


「大化改新(645)のさいに行われた耕地の割りかたである。耕地を東西・南北にそれぞれ六町四方に区画し、一辺を「条」、他の辺を「里」と名づけ、それを三十六等分し、その一つを一坪とした。一坪は一町歩にあたり、坪の数え方は、千鳥式と平行式があるが、当地域では千鳥式である。
この地福万寺ではや上ノ島には、今も味の一の坪、二の坪という坪名が残っていて、古い条里割遺構の残る地として名高い。」





住所:大阪府八尾市福万寺町4-13




【三十八神社】(みそやじんじゃ)から歩いて数分のところに「貝塚地蔵尊」(かいづかじぞうそん)があります。