kazu1000のブログ / 社寺仏閣巡り

社寺仏閣巡りが好きです。特に神社が好きで関西を中心に回っています。
#Sakamoto119

【辻子谷の水車】(ずしだにのすいしゃ)東大阪市

 辻子谷ハイキングコースは、近鉄石切駅南口を線路沿いに南へ下り、1つ目のガードをくぐり、角を山手に向かいます。そのハイキングコースの途中、右側に【辻子谷の水車】が見えてきます。生駒山麓の各谷では、谷川の水を利用して水車が設けられ、自家用として利用されていましたが、江戸時代には大坂の商業発展とともに、水車を工業用として利用するようになり、昭和18年頃には生駒西麓一体では117輌の水車があったといわれています。辻子谷では谷の奥深くまで水車小屋が並び、寛永年間(1624~44年)には胡粉製造が始まり、元禄年間(1688~1704年)以降は和漢薬種の細末加工が増え、明治から大正にかけての最盛期には最大44輌の水車が稼動していました。
 これらの水車は1914年(大正3年)大軌電車(現近鉄奈良線)が開通した後の電力普及とともに減少の憂き目にあいましたが、辻子谷では芳香成分を含む薬種加工が主であったため、他の谷より永く水車が残され1975年(昭和50年)頃まで細々と使われていました。
 現在では、各種機械製粉機の発達にともない伝統産業として、香辛料や生薬の粉砕行が続いており、この地区を通り抜けるときは、漢方薬独特の匂いが漂ってきます。
 辻子谷の往時のよき時代を語り継ぐため、地元の有志が中心となり、2004年(平成16年)11月に実物大の直径6mの水車を復元完成させ、2007年(平成19年)秋に完成した1/4のミニチュアの水車小屋とともに、辻子谷で活躍していた当時の様子が感じることができます。


所在地:大阪府東大阪市上石切町
アクセス:近鉄奈良線「石切」下車、徒歩約20分。




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