【住吉神社】(すみよしじんじゃ)大阪府大東市
大阪府大東市の浜町に【住吉神社】(すみよしじんじゃ)が鎮座しています。住道駅北口の川に向かい寝屋川と恩智川合流地点の内側にあり、現在は死角になって気付きにくい所にあります。住吉神社 ~「住道」地名の由来~ 舟運送が盛んであった頃、寝屋川と恩智川が合流するこの地は、角堂浜と呼ばれ、 大阪と北河内大和の荷物が一手に集まり、野崎まいりや生駒宝山寺への社寺参詣にも舟が利用されたので、 大いに賑わっていた。 舟運には、長さ十一間三尺(約二十一メートル)、幅一間一尺二寸(約二・二メートル)、深さ一尺四寸(約0・四メートル)の 剣先船が使用され、運航する区域により、それぞれ古剣先船・新剣先船・在郷剣先船と呼んでいた。 「住吉さん」と親しく呼ばれている当社は、昭和初期には寝屋川岸につき出して建てられていた。 船運送が盛んであった頃、荷物の集散地として寝屋川筋には観音井路浜、津之辺浜、恩智川筋には中垣内浜、 寺川浜などがあった。それらをさらにまとめたのかこの地角堂浜(すみのどうはま)であった。 住吉さんと親しく呼ばれている当社は、このような舟運との関係で、 航海守護の神である住吉大社から勧請されたものであろう。 祭日は本社と同じ七月三十一日、八月一日で、夏の夕涼みを兼ねた縁日は大変な賑わいであった。 寝屋川岸に建てられていた当社であるが、昭和四十七年の 水害後、川岸の様子はすっかり変わってしまい、社殿も三方を コンクリートの壁で囲む現在のような形となった。 今はひっそりと建つ住吉神社であるが、社殿のあるこの地、角堂浜が「すみのどう」地名の由来地である。
住所:大阪府大東市浜町5
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