【真言宗大本山 千手寺(せんじゅうじ)】〔上之坊・光堂〕大阪府東大阪市
【真言宗大本山 千手寺(せんじゅうじ)】〔上之坊・光堂〕大阪府東大阪市
別称 上之坊・光堂 真言宗大本山 千手寺 河内西国第十番霊場 〔縁起〕 今から千三百年程昔、笠置かさぎ山の千手窟(せんじゅのいわや)で修行していた役行者は、不思議な「光り物」(神炎)に導かれてこの地に到り、岩上に草を敷き禅定にふけっていると千手観世音菩薩が諸神を従えて出現し給うた。そこで行者はここに一寺を建立して恵日山千手寺と号し、光り物の不思議から里人はこの寺を俗に光堂ひかりと呼び、観音諸神居並んで出現し給うたことからこの地を神並の里と呼ぶようになった。 平安時代の始め、弘法大師空海もこの寺に止宿され、童形をした青衣の善女竜王ぜんにょりゅうおうの出現に会われ、観音浄土の霊池に浸しおかれた霊木を託された。大師はこの霊木でもって等身の千手観音像を刻まれ当寺を中興された。 その後、程なくして堂舎悉く兵火によって消失し、千手観音は自ら深野池(鴻池新田付近に広がっていた大きな池)に飛び入り所在を失った。当地に来遊した在原業平は一夜池の中より不思議な光の発するのを望見し池に沈む千手観音像を発見、池中より奉出し時の天皇に献上した。天皇は喜びたもうて、業平に命じて寺を中興し五院(上之坊・中之坊・下之坊・北之坊・南之坊)を建立し給うた。在原業平没したとき、堂の右に公のために廟を築き、生前愛玩の遺品を納めたと伝えられている。
所在地: 大阪府東大阪市東石切町3丁目3−16
石切参道脇の一対の石燈籠と地蔵様の道を南へ入ったところにあります。
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