【満奇洞】(まきどう)岡山県新見市
【満奇洞】(まきどう)は、岡山県新見市にある鍾乳洞である。岡山県指定天然記念物、岡山県高梁川上流県立自然公園特別地域。岡山県新見市の草間カルスト台地に存在する鍾乳洞で、江戸時代末期、狸猟をしていた猟師により偶然発見された。岡山県の鍾乳洞ではもっとも早く存在が認知されたといわれている。名称の由来は1929年(昭和4年)にこの地を訪れた歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻が「奇に満ちた洞」と詠んだことからといわれている。映画「八つ墓村」のロケ地としても使われた。
内部は高低がさほどない全長 約450 m の洞窟が続いている。雄大な地底湖があり竜宮城のような橋がかけられている。数々の鍾乳石がライトアップされ幻想的な雰囲気が楽しめる。
所在地:岡山県新見市豊永赤馬