【大阪稲荷山神社】(おおさかいなりやまじんじゃ)大阪府東大阪市
【大阪稲荷山神社】(おおさかいなりやまじんじゃ)大阪府東大阪市
この神社は阪奈道路の下り線の下にあります。今回は池之端の春日神社を参拝した後に歩いて行きましたが、大阪稲荷山動物霊園(大阪稲荷山ペットパーク)を目印に向かうと分かりやすいです。霊園に入り阪奈道路を少し超えたところに神社が鎮座しています。この霊園の案内板によると、稲荷大神とは、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)・佐田彦大神(さたひこのおおかみ)・大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)・田中大神(たなかのおおかみ)・四之大神(しのおおかみ)の五神を正一位五社稲荷大明神と称された御名です。当社は、総本宮、伏見稲荷大社より、御分霊を預かり、守護神としています。稲荷勧請と称しています。本社、途中左側に、新たに御分霊を預かり、亡きペット達の鎮魂と現在良き伴侶として、共に過ごされているペット達が、その御神徳によって、健康で健やかに過ごせる様祈願しております。」と書かれてありました。また、この霊園の案内によると、この地にペット霊園を計画するかなり以前より、ここには、伏見稲荷の分社がお祭りされており、平成十三年三月九日にこの地を買い受け現地に来てみると永年風雨にさらされ崩壊寸前の状態であったとの事です。現地調査をする当時の貴重な資料が発見されたとの事です。正面祭壇の下より、大阪市西区江戸堀下通二丁目一八八番地 木津亀之助氏が明治四十五年六月二日に、京都伏見稲荷神社より、正一位豊成稲荷大神璽をさずかった授与証、並びに金参佰参拾円を寄贈した伏見稲荷神社の領収証、又屋根板を解体した所に建築に携わった方の名を列記した棟札が見つかったとの事です。この稲荷社はこの人の建てたものが脈々と現在も続いているようです。また、別の説明板によると、谷崎純一郎が約2か月間住んだ家はこの神社を創建した木津亀之助が山荘としてこの神社のそばに建てた建物であった事も書かれてありました。
場所:大阪府東大阪市善根寺町1丁目1086-2の大阪稲荷山動物霊園内に鎮座。
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