「鬼追い式」2018年2月3日【許麻神社】(こまじんじゃ)大阪府八尾市
「鬼追い式」2018年2月3日【許麻神社】(こまじんじゃ)大阪府八尾市
地元青年団による毎年2月3日夜7時と8時に行われる鬼追い式です。
【許麻神社】(こまじんじゃ)八尾市について👇
式内社で、もと牛頭天王と称され、渋川六座の一である。この地は古く巨麻荘といい、河内国諸蕃の大狛連の住地で、その祖神をまつったと伝えられる。
境内の手洗いの屋形は、むかしの宮寺久宝寺観音院の鐘楼の名残りである。この寺は、聖徳太子の建立で、戦国時代に兵火に逢って焼失した、 その後観音院のみ復興したが、明治初年廃寺となった。本尊十一面観音はいま念佛寺にある。 神社の西方に、むかし弥生式土器を埋蔵したベントウ山があった。
住所: 〒581-0072 大阪府八尾市久宝寺5丁目4-8
On February 3 every year, "Onioi-shiki" (the ceremony driving demons out) is held as Kechigan hoyo (the Buddhist memorial service for making wishes) by local youth group at Koma-jinja (shrine) in Yao city, Osaka.
大阪府八尾市【許麻神社】(こまじんじゃ) 「鬼追い式」/ 2018年2月3日
大阪府八尾市【許麻神社】(こまじんじゃ) 「鬼追い式」/ 2018年2月3日
大阪府八尾市【許麻神社】(こまじんじゃ) 「鬼追い式」/ 2018年2月3日
大阪府八尾市【許麻神社】(こまじんじゃ) 「鬼追い式」/ 2018年2月3日
大阪府八尾市【許麻神社】(こまじんじゃ) 「鬼追い式」/ 2018年2月3日
記紀神話に登場する「くにとこたち」という神様について
● 古事記の表記では「国之常立神」
● 日本書紀の表記では「国常立尊」
◆古事記
神々の中で最初に「天之御中主神」が登場します。
造化三神 ➡ 別天津神 ➡ 神世七代という流れになります。しかしながら、
国之常立神は神世七代の最初の神で、姿を現さない独神。
◆日本書紀
天地開闢の際に最初に出現した神とされ、陽気のみを受けて生まれた神。全く陰気を受けない純粋な男性神であると記されます。
「国常立尊」は、泥海だった地球の天地を修理して固め、地球の基礎を創ったので「日本の国土創生の神」ともいわれます。
この「国常立尊」は一説によれば鬼門の丑寅の方角に「鬼(鬼門の金神)」として、長きにわたり封印されていたという話があります。
「国常立尊」は元々はこの国を支配していましたが、あまりにも厳格過ぎたため、他の神々が節分の夜に「世の中に出られないように」と北東に押し込めてしまったとか。
つまり、北東(鬼門)のことを艮(うしとら)といいます。艮に押し込めたから『艮の金神』ということになります。
日本の鬼門は東北地方です。
「国常立尊」を押し込めた主導者があの「天若彦」とされます。
「節分の豆まき」
この話が「節分の豆まき」とも関係があります。
押し込められた国常立尊は祟り神と恐れられ、災害や疫病・飢饉などの恐ろしい出来事は、当然この鬼(祟り神)の仕業と考えられました。
このことから新年(立春)を迎える前日(節分)に、鬼に豆をぶつけて邪気祓いをし、福をよびこもうとしたのです。
「煎豆に花が咲いたら出てきても良い」
と言って、節分の行事を伝えたといいます。
煎った豆には花など咲かないので「永遠に閉じこもっていてください」という意味になります。
それから炒り豆をまくようになりました。
(ご注意)諸説あります。